2年前に某小児科様からご依頼いただきました
定期予防接種管理システムをバージョンアップいたしました。
操作性やインターフェイスには手を加えず、データベース変更とリファクタリングがメインとなっております。
これまではデータベースに「SQLite」を使用しておりましたが、
このバージョンから「PostgreSQL」を採用いたしました。
データベースはレプリケーションに対応しており、遠隔地のサーバに常時レプリカを作成しています。
メインサーバの故障または災害時に即時切り替えが可能となっております。
画面に表示されるダイアログボックスは、その都度マウスによるクリック操作が必要でしたが、
このバージョンから自動で消えるトーストのような表示に切り替えることで操作性が向上しております。
また、ロジックをブラッシュアップすることで高速に動作するようになりました。
運用開始から自動更新機能のご要望も頂いておりましたが、このバージョンから実装しております。
以前よりORCA(オンプレミス・クラウド)にも対応しており、
患者IDから氏名や住所を検索でき、請求書の印刷まで全て一括で管理できるようになっております。
請求書の様式をテンプレートとして保持しており、市ごとに患者を集計し公費請求書を作成します。
また、自費扱いのワクチン接種も自動計算します。
在庫管理機能を搭載しており、入庫および接種時に自動計算するよう実装しております。